ハイテクコットン混紡毛糸「フィル・ムルチコ」のご紹介
フランスから、ドイツのハイテク繊維を使用したコットン混紡毛糸が登場しました。
フランスの老舗毛糸会社「フィルダー」の「フィル・ムルチコ」
全6色のシリーズになります。
それでは、まずは基本データから。
毛糸の構成仕立は以下のようになっています。
メーカー/ブランド | PHILDAR SAS /phildar |
---|---|
構成 | コットン80% リヨセル(スマートセル・センシティブ)20% |
仕立 | 50g 約143m |
推奨編み針サイズ | EU 3mm 国内3号 |
10 x 10cm ゲージ | 24目32段 |
参考使用量 | 女性用セーター(日本のLサイズ)=9玉 |
◆40度までの洗濯機洗いに対応しています。
「スマートセル・センシティブ」は、ドイツのスマートファイバー社が開発した化学物質を含まない天然素材の繊維で、こんな特徴があります。
☆ お肌に優しい
☆ 抗菌、防臭作用に優れている
☆ UVプロテクション効果がある
☆ 湿気の吸収・排除作用がある
☆ 環境にも優しい
そして、その生地は、
☆ 柔らかい
☆ 絹のような光沢がある
☆ サラサラしている
☆ ドレープ性が高い
といった特徴を持っています。
他の繊維との親和性も大変高く、混紡してもその特性が失われることがありません。
特にコットンと混紡した場合、大変柔らかくサラサラした肌触りになります。
残念ながら、今のコンピューター技術では肌触りをお伝えできませんので、同じ太さのコットン混紡の「フィル・ムルチコ」と某社のコットン100%の毛糸を比べてみました。
上が、「フィル・ムルチコ」です。
下のコットン100%の糸は、撚りが綱のようにはっきりしていて、しっかりした感じの糸であることが読み取れます。
一方、「フィル・ムルチコ」は、より繊細でしなやかであることが窺えます。
この写真のコットン100%の糸も、通常のコットン糸とは次元が異なるほど柔らかな糸なのですが、実際に触れると、「フィル・ムルチコ」の手触りはコットンとは柔らかさやすべすべした感じがかなり違います。
それでは、全6色をご紹介しましょう!
0100 マーブル
おーっと、モノトーンから来るとは、びっくりですね。
コットン100%では、荒々しくなりすぎてしまう無彩色の編地が、すべすべ感+渋い光沢でとてもゴージャスに見えるのでは?!
渋さが光る(いや、本当に光沢が見えるでしょ!)
0101 キャンディ
とってもキュート!
小物でもベビーニットでも可愛らしい作品ができちゃいますね!
金魚みたい♪
夜店の金魚すくいを思い出しましたとさ 遠い目
0102 ドーン
「夜明け」の意味ですが、こういう中間色は本当にフランス人の色ですね。
画面によっては薄暗く見えてしまうかもしれませんが、とっても綺麗な朝焼け色ですよ。
0103 デニム
いくつもの「青」が入っています。
「青」がお好きな方にはたまりませんねっ!
0104 キューブアイス
涼しげ~No.1
かき氷色の何を編もうかなぁ・・・
0105 ハーレクイン
道化師、つまりピエロのことですね。
大人可愛い作品に挑戦してみませんか?
「フィル・ムルチコ」で編んだ作品をご紹介しましょう!
ドレープ性が高いという特性をうまく生かした作品です。
以上、「フィル・ムルチコ」のご紹介でした。