100%コットン毛糸「カターニア」のご紹介
シャッヘンマイヤーの100%コットン毛糸「カターニア」をご紹介します。
皆さまお馴染みの「レギア」ブランドの親ブランドが「シャッヘンマイヤー」です。
元々は、レギアもシャッヘンマイヤーもドイツの老舗毛糸メーカーでしたが、今は総合繊維企業の傘下にあり、前者はソックヤーン専用ブランドとして、後者は高級毛糸ブランドとして今も広く知られています。
今回ご紹介するのは、春夏糸としてロングセラーを続けるドイツでも大変人気のある毛糸です。
それでは、まずは基本データから。
毛糸の構成仕立は以下のようになっています。
「カターニア・フラム」
メーカー/ブランド | MEZ GmbH/Schachenmayr |
---|---|
構成 | コットン100% |
仕立 | 50g 約120m |
推奨編み針サイズ | EU 2.5-3.5mm 国内1-5号 |
10 x 10cmゲージ | 26目36段 |
参考使用量:女性用セーター(日本のLサイズ)約600g
「カターニア・カラー」
メーカー/ブランド | MEZ GmbH/Schachenmayr |
---|---|
構成 | コットン100% |
仕立 | 50g 約125m |
推奨編み針サイズ | EU 2.5-3.5mm 国内1-5号 |
10 x 10cmゲージ | 26目36段 |
参考使用量:女性用セーター(日本のLサイズ)約550g
そして、今回の「カターニア」の新色と新シリーズは、そんじょそこらの100%コットン毛糸とはひと味もふた味も違う秘密が隠されているんですよ~~~
こちらは、「カターニア・フラム」の糸を解した写真です。
3本のマーサライズ加工された単色のコットン糸に、未加工で艶消し色で段染めされた1本の糸が合わせて撚られています。
マーサライズ加工により、光沢と強度を持たせた輝きのある糸に、未加工糸を撚り合わせることによって、所々に不均一の太さと色の場所が作り出され、大変味わい深い糸に仕上がっているんです♪
ツイードの糸にも似ていますが、ネップのような瘤というより、未加工の糸が絡まっているような状態になっています。
こちらは、「カターニア・フラム」の新色「ムリーニ」の写真です。
ムリーニとは、鎖を意味するフランス語で、2色の糸を鎖状に撚って、さらにそれを2本撚り合わせてあります。
4本の糸は、すべてマーサライズ加工された輝きのある糸になります。
これにより、霜降りのような細かい模様が編地に現れる仕掛けになっています。
それでは、「カターニア」シリーズ 2種16色の毛糸のご紹介です。
最後にメーカー提供の作品写真を掲載していますので参考にしてくださいませ~~
以下、 「カターニア・フラム」の10色です。
172 シルバー
色名は、ベースになっている単色の色の名前になっています。
この色番では、シルバーに染められた3本の糸に、青とピンク系統の色で段染めされた未加工の糸が撚り合わされています。
406 マッド
「泥」なんですが、陶芸用粘土のような良い色合いですよ~
258 ストロベリー
まんま苺色♪
394 ブルゴーニュ
渋いワインレッドですね。
391 ぺトロール
ポップなペトロールには黄色が良く合いますね。
105 ナチュラル
定番の組み合わせですが、シンプルイズベストでもあります。
404 サンド
暖色系もこのとおり夏らしくアレンジ!
110 ブラック
黒にも色を!
269 グレーブルー
涼しげですね~
124 マリーン
夏と言えば海
ここからは、「カターニア・カラー」の「ムリーニ」6色です。
219 サンド・ムリーニ
こちらは、ムリーニのサンド色
221 バザール・ムリーニ
イスタンブールのバザールのざわめきが聞こえてきそうです。
222 セイリング・ムリーニ
海色!
223 サファリ・ムリーニ
ライオンはどこ?
224 リオ・ムリーニ
カーニバルのリズムに乗って~~
225 サンデー・ムリーニ
んんん、Sunday?
以上、16色のご紹介でした。
「カターニア・フラム」で編んだ作品を以下にご紹介しましょう。
そして、「カターニア・カラー」で編んだ作品はこちらになります(最初の作品は単色毛糸との組み合わせになります)。