Opal新作毛糸「遠雷」のご紹介
今シーズン10作目となるOpalの新作毛糸がやってきました。
日本語で「遠雷」と名付けてみました。
季語としては「夏」ですが、冬の雷というのもどこか儚げで良いですよね?
ドイツ語のシリーズ名の「Wetterleuchten」は、遠くで光っている雷の光線が、雲間に光って見える気象現象のことですが、このシリーズは、そんな自然の光をモチーフにしています。
仕立構成は、4本撚りでOpalの標準的なソックヤーンになります。
それでは、各色番をご紹介していきます。
9320 トゥインクル
きらきらっと光って走るイエロービ~~~ム!!!が色鮮やかですね。
イメージカラーは「イエロー」です。
メーカーさん提供の靴下写真では、かかと部分にイメージカラーが来るように編まれていますので、各色番の写真を見る時の参考にしてください。
そして、差し色として「ヴァイオレット」が見えていることにご注意あれ。
この差し色こそが、このシリーズを特徴付けているんですよ♪
ほら!今朝方野外で撮ってきた写真で見ると、ヴァイオレットの存在感がバッチリ。
うーむ、絶妙な色使い!
9321 シマー
うん、シマー?
このシリーズの毛糸名は、すべてドイツ語で光線を発することを意味する動詞になっています。
今回は、それを英語に置き換えてみましたが、「シマー」はラメ入りのお化粧品などがキラキラと光る様子のことです。
イメージカラーは「ターコイズ」。
そして差し色は、意外にも「グレー」ですね。
ターコイズとレッドの愛称が良いのはご存じの通りですが、反対色なので少しぎらぎらするのも事実。
そこで、登場するのが無彩色のグレー、という解釈で良いのかしらん?
ターコイズに加えて、コバルトも良い色ですね~~
9322 シャイン
イメージカラーは「グリーン」で、差し色は「ヴァイオレット」。
グリーンが引き立つ引き立つ!
チェリーレッドがすっごく可愛いなぁ!
9323 グリッター
鏡に反射する光線のことです。
9321 シマーととてもよく似ていますが、赤紫の存在が違いを決定づけています。
そして、差し色はオリーブ!
いい仕事してますねぇ~~~ と相槌を打ちたくなる配色の妙に脱帽です。
こういった中間色ってOpalではあまり見ない色かもです。
こうしてみると赤紫はあまり目立ちませんが・・・(見方にもよるのかな??)
メーカーさんが送ってくれたサンプル靴下を、早朝のライン河畔で撮影してみました。
ターコイズ、赤紫、オリーブという配色が素敵過ぎ!
中間色の威力って凄いですよね。
赤や青系統の色を上手くまとめて品よくぐっと大人っぽく見せています。
9324 ブリンク
チッカ、チッカ・・・
イメージカラーは「ブリック:レンガ色」。
またもや、中間色の登場です!
「青緑」もイイ色すぐる (^o^) あんまり言葉は要らないかも。
差し色は「グレー」になるのかな?
このブリックのストライプがたまりません~~
青緑もよーく見てくださいませ。
9325 ヒカル
ヒカル?
???
先にお話ししましたように、色名がドイツ語の動詞になっているのですが、英語には光るという単純な動詞が無いんですよ。
ピカピカ光る、のように光る様子を含めて一つの動詞になってるんです。
ということで、英単語を作りました。
「hikaru」です。ってまんまやん(というツッコミは無しで)
イメージカラーの「フクシアピンク」もOpalには珍しいですね。
それに合わせた差し色は「デニムブルー」と「イエロー」のダブルポイントカラーとゴージャス仕様。
可愛らしいフクシアがよりゴージャスになりました。
9326 フリック
8色シリーズ中の無彩色系も、光の毛糸では深くカラフルになって登場です。
イメージカラーはもちろん「グレー」ですが、差し色に「ブラウン」が入ってとってもシック。
ダークブルーの存在も大きいです。
朝の弱い光の下での撮影ではやや不利な配色ですがエレガントです。
つま先や踵をお好みの単色で編んでみるのも楽しいかも。
9327 グロー
シリーズ最後を飾るのは強い光「グロー」です。
その名の通りイメージカラーの「ルビーレッド」が放つ熱光線にメロメロになりそうです♪
そして、こんなにもカラフルでありながら、差し色にはお約束通り中間色の「オリーブグリーン」が使われています。
どの色もカラフルでありながら、差し色が良く効いた素敵な「光の毛糸」です。
以上、「遠雷」8色のご紹介でした。