Opal2017/18年の最初の新作「冒険・熱帯雨林」のご紹介
毎年、Opalの新作第一作目を飾る「熱帯雨林」シリーズも、今年で13作目を数えます。
今年は、ドイツ語のシリーズ名称が「Abenteuer Regenwald」と変更されましたので、日本語の名称も「冒険・熱帯雨林」してみました。
メーカーのTUTTO社では、同シリーズの売り上げの一部を熱帯雨林の保護のために寄付していますが、昨年までに寄付された額は、なんと174、000ユーロ(約2、200万円)に上ります。
このシリーズ、熱帯や森に生息する動物たちがモチーフになっていますが、どんな動物との出会いが待っているのかワクワクしながら毛糸を順に眺めてみるのも楽しいと思いますよ。
それでは、全8色をご紹介いたしましょう!!
今回は、趣向をちょっと変えて、モチーフになった動物たちを先に、靴下画像を後に、という順序でご紹介しましょう。
カラフルな熱帯魚ですね!「ニシキヤッコ」と言います。
産地によって、色が微妙に異なっていて、熱帯魚飼育ファンの間では、「熱帯魚の中の熱帯魚」などと呼ばれているそうです。
この魚からだったら、さぞかし鮮やかな毛糸ができそうなヨ・カ・ン・・・
9450 トレジャーハンター
「お宝探し隊」は、今日も海に深く沈んだお宝を探して大海原を航海するのであった。
うーん、ロマンですね~~~
各毛糸の名前は、シリーズ名に冠せられた「冒険」にちなんだ人々を指す名前になっています。
青と黄色の縞模様が基本のデザインですが、赤紫に見える帯が入っているのが熱帯雨林シリーズ特有の大胆な色使いでしょうか。
ぜひ、大きな画像で確認してみてください。
使われている色:イエロー 紫 赤 青 ターコイズ オレンジ
ターコイズがとっても印象的な「ソライロカザリドリ」です。
こういった鳥の名前を一枚の写真から特定するには、あらゆる特徴を言葉にして検索していきます。
この鳥に関しては「ターコイズ」や「ヒタキ」で検索してすぐに似たような鳥が見つかったのですが、そこからがなかなか大変でした。
英語にしてみたり、日本語に戻したりしながら言葉の海を航海して辿り着いた先に「ソライロカザリドリ」の名前を見たときには感動しましたよ。
「ソライロ」と付けるネーミングセンスに脱帽です。
9251 リサーチャー
あらゆることに興味を持ち、探究心を忘れず、今日も研究に勤しむ彼女は知的美人なのです。
ちなみに、ドイツ語で職業などを示す名詞の語尾に「rin」が付くのは女性であることを示しています。
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ターコイズをベースにして、使われている色を少なくしてクールな印象を演出していますね。
ピンクは美人さんの証かな。
使われている色:ターコイズ ピンク チャコールグレー 白
イノシシの子供は「ウリ坊」と呼ばれているのはよく知られていますが、この子をよーく見ると、お鼻が・・・
「マレーバク」の赤ちゃんなんです!
こんな小さいうちから夢を食べて大きくなるのかしらん。
9252 ガーディアン
冒険の最先端に立つ者あれば、後ろでしっかり監視して先に立つ者をバックアップする者あり。
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「ヒョウ柄」に続いて、この「ウリ坊」が大旋風を巻き起こすか!!
使われている色:マロンブラウン(こげ茶) レンガ色(赤茶) チャコールグレー ナチュラルホワイト
綺麗なインコですね。「オオダルマインコ」と言います。
英語では、なんと「ダービー伯爵のインコ」という名前が付いています。ダービーとは、もちろん英国競馬のビッグレースです。
伯爵がペットにしていたとか、そういうことなのかなぁ・・・
9253 カムラッド
苦楽を共にしてきた特別な友達。
時には生死を掛ける冒険であっても、強い絆で結ばれた彼らならきっと成し遂げるだろう!
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モチーフになったインコに比べると若干地味に見えますが、このオレンジは良い味出してますね~~~
Opal毛糸には珍しい、こういうすっきりとしたストライプも魅力的ですね。
使われている色:薄紫(ヴァイオレット) ライトブルー ブラッドオレンジ 黄緑 チャコールグレー
パンダが、最初に日本にお目見えしたのが1972年でした。
上野にやってきたパンダに、日本中が湧き上がっていたのを思い出します。
当時、白黒テレビに映ったパンダを見たときには、ぬいぐるみが動いているのかと思いました。
カラーテレビになった今も、パンダはあの時のままの白黒。
9454 グローブ・トロッター
世界を旅して歩く先には、何が待っているだろう・・・
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白黒毛糸数あれど、この色、この柄、素敵すぎませんか!?
これは、ヒット、いやホームランを狙える逸品かも。
使われている色:チャコールグレー ライトグレー ナチュラルホワイト
昨年に続き、カメレオン君の登場です。
全国の爬虫類ファン”ではない”お客様(きっと、ほとんどがそうですよね・・・)、ごめんなさいね。
でも、ほら、よく見ると可愛いでしょ。
ワイ、「パンサーカメレオン」って言いまんねん。
9455 サバイバル・アーティスト
あらゆる困難に立ち向かい克服した者にだけ与えられる称号「サバイバル・アーティスト」。
その技術は芸術の域へ!
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赤と青系統の色に交じって、なんとも不思議な色「山吹色」がピシ~~~っと刺さってますね。
この配色、なんかとっても面白いなぁ~~~
この画像では暗く感じてしまうのですが、この赤は鮮やかで美しいですよ(この記事の最後の見本市で撮った靴下写真をご覧ください)!
使われている色:赤 群青色 山吹色 紫 白
とってもおちゃめな「ウロコメキシコインコ」です。
なんでも、おふざけが大好きで、ひっくり返って寝ちゃったりするらしいですよ。
いびきまでかくかどうかは知りませんが・・・
9456 エクスプローラー
山を越え野を超え、地球の果てまで未踏の地をゆく探検隊。
思い出すなぁ、川口浩さん。
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緑ブームは過ぎ去ったかなぁ・・・ と思いきやいきなりの真打登場です。
なんて言いますか、これはもう可愛すぎますよね。
文句の付けどころがありません。完璧です。
使われている色:黄緑 ライトブルー 赤 イエロー キャメル オリーブグレー
「ウラベニカスリタテハ」という中南米に生息する蝶なのですが、目撃した人によれば頭上を「カチカチ」と音を出しながら飛んで行ったそうです。
英語で調べると、確かに「クリック」なんて呼ばれています。
「ウラベニ」は、実は葉の裏が赤色をしているからです。「カスリ」は説明は要りませんよね!
南米の蝶というと、赤をはじめ原色の派手派手な蝶を思い浮かべますが、こんな奥ゆかしい蝶もいるのですね。
9257 ハンター
獲物を追いかけてジャングルを行くハンター。
彼女は、あまりにも美しく凛々しいのであった。
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今年の「冒険・熱帯雨林」は、最後まで気が抜けないですね~~
最後に素晴らしく気品に富んだ毛糸が登場です。
この配色、日本人の琴線に触れちゃう何かがあります。
使われている色:ライトブルー 群青色 キャメル チャコールグレー
最後に、見本市での靴下写真をご紹介しておきましょう!
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以上、「冒険・熱帯雨林」のご紹介でした。